調剤薬局のメリット・デメリットについて

大病を抱える母は、月に1回か2回は大学病院に通い、1日に数か所の診察科をまわる。処方される薬はいつも大量なので、調剤薬局に直接処方箋を持参しても、すぐにお薬を売ってもらえないことが多い。そこで、大学病院から処方箋を調剤薬局にFAXで送り、調剤薬局ですべての薬の準備ができてから、取りに行くようにしている。私はもう40代だが、子どもの頃は確か、病院にかかったら、病院の受付ですぐに薬を渡されたような記憶がある。調剤薬局の制度は、いつの間にできたのだろうか。



調剤薬局の一番のメリットは、薬のプロフェッショナルである薬剤師さんが薬を用意してくれ、飲み方やその他の健康状態について、説明を受けたり相談したりできることだ。薬剤師さんはさすがなもので、処方された薬を見るだけで、母がどのような症状で病院にかかっているのかわかってくれる。薬というものは、頼りにもなるものだが、怖いものでもある。専門知識を持った人に説明してもらえるありがたみは、調剤薬局へ通えば通うほど、わかってくるものだと思う。

ねむりの処方箋 / 葛西りいち / ゆるっとcafe

デメリットはやはり、薬を手にするまでひと手間かかり、時間が開くことだ。また、薬は病気により様々な種類があり、病院の先生が処方した薬が、必ずしもどこの調剤薬局にもあるわけではないということだ。必ず1種類は調剤薬局に在庫がなく、他の薬局から取り寄せたり、製薬会社から取り寄せたりするので、母のように大量に薬が処方される場合、その日中に全ての薬が揃うということは、あまりないのだ。

Future of Japan:成長への処方箋 | PwC Japan

日本の医療はずいぶんと進んでいるようだが、後は診察の待ち時間が短縮され、処方薬がすぐに手に入るシステムが構築されれば、本当にありがたいと思う。